沖縄の低温注意報って何?水道管の凍結対策は必要?【水道職人:公式】

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生活する中で「水」という存在は必要不可欠です。トイレ・お風呂・キッチンなど日常で使用する機会の多い水まわりでは、つまり・水漏れといったトラブルが起きることも少なくありません。
いざ水まわりのトラブルが起きた時に、覚えておいた方がよいことや気を付けておくべきことなどを「水のコラム」としてご紹介します。

沖縄の低温注意報って何?水道管の凍結対策は必要?【水道職人:公式】

       


沖縄県は1年を通して比較的気温が高く、他県で寒波到来と言われている日でも、沖縄県では半袖で過ごしている方もいます。
暦の上の冬場でもダウンコートなどの本格的な防寒服も必要とせず、厚手のパーカーなどで過ごしている方もいます。
 
冬でも寒いと感じることが少ない沖縄ですが、著しい気温の低下が予想されるときには、低温注意報が発表されるでしょう。
低温注意報が発表されたときは、水道管が凍結するリスクがあるため、凍結対策を施してください。
 
今回は、低温注意報がどのようなものかや、水道管の凍結対策についてご紹介します。
 

低温注意報は災害発生リスクを伴う注意喚起


「低温注意報」という言葉を聞いたことがある方は少ないかもしれません。
耳慣れないこの注意報は、気温の低下による災害が発生する恐れがあるときに発表される注意報です。
 
たとえば、農作物が大きな被害を受けるときや、水道管の凍結による破裂という被害が発生する恐れがあるときに、低温注意報は発表されます。
 
低温注意報が発表されたときは、水道管の凍結対策を施しましょう。
水道管の凍結対策をしないままにしておくと、水道管が凍結し破裂することがあるのです。
 
沖縄県の水道管が凍結するほど気温が下がることはないかもしれません。
しかし前日までの気温と低温注意報が発表された日の気温との温度差により、水道管が損傷する可能性があります。
沖縄県でも水道管の凍結対策を取っておいた方が良いでしょう。
 
参考:令和4年度 防災気象情報等に関する説明会┃気象庁
 

水道管の凍結対策は2つ


水道管の凍結対策には、水道管を保温材で保護する方法と、水を出しっ放しにする方法があります。
 

凍結予防が必要なタイミング

露出している水道管は冷気を受けやすい環境にあります。
そのため、気温が低くなると冷気によって水道管が損傷したり、凍結したりするのです。
 
一般的に、水道の凍結はマイナス4℃以下で起こると言われています。
しかし、風が吹いているときは気温よりも寒くなることがあるため、マイナス4℃に達していない日でも凍結する可能性があります。
低温注意報の発表や、寒波の到来が予想されるときは、予想気温に関係なく凍結対策を施してください。
 

凍結対策は適宜選択する

凍結対策は自分がやりやすい方法で行ってください。
ただし、状況によっては適さない方法もあるため、注意を払いましょう。
 

保温材を使う

水道管の凍結対策でおすすめな方法は、保温材を使う方法です。
保温材はホームセンターや通信販売などで購入できます。
 
水道管の保温材は、屋外や屋内で露出している水道管に巻きつけて使います。
保温材を巻くときは、隙間ができないようにしっかりと巻くようにしてください。
隙間ができていると、隙間部分から冷気が入り込み、凍結する可能性があります。
 
保温材が準備できなかったときや、保温材が足りないときは、毛布や緩衝材を保温材の代用として使えます。
保温材を代用するときは保温効果を高めるために、水濡れ対策を同時に施したり、何重にも巻いたりしてください。
 
なお、壁の中や床下、天井裏に引かれている水道管は、自分で保温材を巻くことはできません。
保温材を巻きたいときは、ハイスイ沖縄などの水道修理業者に相談しましょう。
 

水を出しっ放しにする

流水には凍結しにくいという特徴があります。
そのため、蛇口から水を出しっ放しにすることで、凍結予防の効果が見込めます。
水の出しっ放しは、水道管の保温材を準備するよりも手軽にできる凍結予防の方法です。
 
水を出しっ放しにするときは、水を出しておく蛇口を選別するようにしてください。
排水口がつまっている場所で水を出しっ放しにしていると、水があふれて漏れる可能性があります。
 
また屋外に設置している蛇口から水を出す場合、アスファルトの上にある蛇口は避けるようにしましょう。
出した水が冷気で凍り、アイスバーンが起こるリスクがあります。
蛇口を閉めに行ったときに足を取られて転倒して大けがにつながることもあるため、注意しましょう。
 
関連記事:水道が凍結した場合はどうすればいい?自分でできる対処法と予防法を徹底解説!
 

沖縄県ではみぞれが観測されたことがある


雪が降るイメージがない沖縄県ですが、1977年2月17日と、2016年1月24日~25日の間にみぞれが観測されています。
みぞれとは気象観測では雪に該当するため、沖縄県でも雪が降ったことになるのです。
 
2016年にみぞれを観測した日は、沖縄県の近くまでマイナス6℃以下の強い寒気が流れ込んでいました。
とくに1月24日は強い冬型の気圧配置となっており、約40年ぶりの非常に強い寒気が、日本に流れ込んでいたのです。
 
当時の沖縄県では、防寒対策に悩んでいる方もいました。
基本的に温かい沖縄県では、みぞれが降るような気温に適応した服装を準備している方は少なかったでしょう。
水道管の凍結予防もできておらず、水道管のトラブルに見舞われた方もます。
 
近年の日本は異常気象が発生することが多く、沖縄県でもみぞれが降る日がまたやってくるかもしれません。
冬場の天気予報に注視し、水道管の凍結対策を施すようにしましょう。
 
参考:ウェザーニューズ、40年ぶりの大寒波に関する振り返りを発表 ウェザーリポーターと一緒に各地の大雪と雪の南限を徹底調査 西日本各地から大雪の報告、沖縄本島からはみぞれの報告が到着!┃ウェザーニューズ
参考:沖縄に雪が降ったことはある? ない? 8年前は寒波到来に大騒ぎ┃沖縄タイムス+
 

水道管の凍結予防はハイスイ沖縄へ!


水道管の凍結対策は、ハイスイ沖縄にお任せください!
 
沖縄県では気温が大きく下がることはめったにありません。
しかし1977年や2016年のようにみぞれを観測する日が、今後またやってくるかもしれません。
日本の本土に寒波が到来しているときは、沖縄県でも気温の低下が予想できます。
 
沖縄県には台風の上陸が多く、台風のたびに露出した水道管はダメージを受けています。
その状態で冷気の影響を受けると、水道管の破損というトラブルに発展することもあるのです。
また水道管を保温材で保護することで、台風で水道管が受けるダメージも軽減できるためおすすめです。
 
水道管の凍結対策や保護を検討している方は、いつでもお気軽にハイスイ沖縄にご相談くださいませ!

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