作業前の様子

早速伺ったところ、ここ数日、台所の蛇口から水が止まらなくお困りのご様子でした。
キッチンに立たせていただくと、シンクの上で古い蛇口のレバー根元から水がわずかににじみ、吐水口の先端からは一定のリズムで“ポタ、ポタ”と音を立てていました。

使用年数をお聞きすると、設置から20年以上とのことでした。内部のカートリッジがすでに摩耗し、パッキンも硬化しており、修理では再発の恐れがある状態でした。
そこで、今後の使用を考慮し、本体交換での対応をご提案し、お客様にもご納得いただき、すぐに作業に入らせていただきました。

作業内容

止水栓を閉め、残水を抜いたあと、シンク下のスペースへ潜り込みます。
古い固定ナットはサビで固着しており、手を動かすたびにわずかに軋む音が響きました。
工具を慎重に使いながら外し、蛇口を取り外した瞬間、長年の汚れと湿気がこもっていた部分に新しい空気が流れ込みます。

取付面を磨き上げ、新しいLIXIL製のワンホール混合水栓を設置しました。
軽やかなレバー操作と引き出し式のシャワーヘッドが特徴で、使い勝手の良いモデルです。
給水・給湯ホースを接続し、通水テストを行い、水圧も温度も安定し、漏れのないことを確認して作業完了です。

お客様の声

お客様の満足度：★★★★★

読谷村　F様

「すごく軽くて静か。見た目も明るくなりましたね、大切に使わせていただきます。」と笑顔を見せてくださいました。