犬のうんちをトイレに流すと危険?排水設備への影響について解説!

犬のうんちをトイレに流すか迷う時に、「人の排泄物と同じように流してよいのでは」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には便に混じる毛や小石、住まいの排水設備の種類、浄化槽の有無、自治体ごとのルールによって判断が分かれます。
そこでこの記事では、犬のうんちをトイレに流すリスクや沖縄県内で確認すべき自治体ルール、正しい処理方法、どうしても流す場合の注意点についてご紹介します。
犬のうんちをトイレに流すのはあり?
結論から言うと、犬のうんちをトイレに流す行為は、基本的に避けたほうが安全です。その理由は、犬のうんちは人の排泄物とは違い、毛や砂利、小石、草などが含まれやすく、トイレに流してしまうと便器や配管つまりの原因になりやすいためです。
たとえば沖縄市ではペットのふんを「もやせる」ごみとして案内しています。自治体では可燃ごみとして案内されているケースも多いため、まずはごみ処理を前提に考えると判断しやすくなるでしょう。
【出典】沖縄市「ごみ分別簡単検索」
犬のうんちをトイレに流すリスク
犬のうんちをトイレに流すリスクは、配管のつまりだけではありません。便に混じる異物や浄化槽の処理能力への影響、衛生面の問題などさまざまな注意点があります。
すべての家庭で大きなトラブルになるわけではありませんが、事前にリスクを理解したうえで判断することが肝心です。
便に含まれる「毛」や「砂利」が配管をつまらせる
犬のうんちには、毛や砂利、小石、草が付着していることがあります。そのため、トイレに流してしまうと便器や配管などの設備を傷つけるだけでなく、つまりの原因にもなります。特に散歩中に拾った便は、屋外の砂や草が混じりやすく、人の排泄物よりも固形物が多くなりがちです。
また、犬種や食事内容によっては、便に毛が多く混ざることもあります。毛は水へ溶け込みにくく、ほかの汚れに絡みやすい性質があります。少量なら流れたように見えても、繰り返すうちに配管の内側で固まりやすくなるため、少量であっても注意が必要です。
浄化槽のバクテリアへ悪影響を与える
住まいが浄化槽の場合、犬のうんちをトイレへ流すのは特に注意しなければなりません。浄化槽は、内部にいるバクテリアや原生動物などの微生物が汚水を分解する仕組みになっています。そのため、想定外の物が流れ込んでしまうと、浄化槽への負担がかかりやすくなるのです。
なお、ペットのふんは人のし尿と成分や性質が異なるため、家庭用浄化槽では負担につながる可能性があります。浄化槽を使用している場合は、基本的に可燃ごみとして処分しましょう。
寄生虫のリスク
犬のうんちには、寄生虫卵が含まれている場合があります。環境省のガイドラインでは、犬と人の間で注意したい共通感染症として、犬・猫回虫症などが挙げられています。
すべての犬が危険というわけではないものの、寄生虫に感染した犬のうんちには虫卵が確認されるケースもあるため注意が必要です。そのため、衛生面にも配慮して処理することが欠かせません。
また、犬のうんちを処理したあとは、手袋を外したあとも手洗いを行い、床や便器周りへ付着した場合はきちんと除去しましょう。
【出典】環境省「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」平成19年3月
犬のうんち処理に関する自治体の規制
沖縄県内で犬のうんちをどう処理するかは、自治体ごとのルール確認が必要です。たとえば、沖縄市のごみ分別検索では「ペットのふん」は「もやせる」と記載があります。一方で、那覇市の公式ホームページでは、外で排泄した場合はふんを必ず持ち帰り、可能な限り自宅で処理するよう案内されています。
沖縄県の中でも市町村によってごみ分別や飼い主への呼びかけが異なるケースもあるのです。迷った際は、自治体のごみ分別検索や動物担当窓口の公式ホームページを確認してみてください。
【出典】沖縄市「ごみ分別簡単検索」
【出典】那覇市「飼い主の方へ」
犬のうんち処理の正しい方法
犬のうんち処理の正しい方法は、基本的に散歩中は拾って持ち帰り、地域ルールに沿って可燃ごみに出す流れです。処理する際は、便だけ袋に入れて、外側に汚れが付かないように口をしっかり閉めましょう。
また、ニオイ対策として、防臭袋や二重袋、蓋付きのごみ箱を取り入れると処理しやすくなります。さらに、外出先では持ち帰りやすい処理袋、室内ではニオイ漏れを抑えやすい保管用品を使用すると、トイレへ流さなくても衛生的に処理しやすくなるはずです。
どうしてもトイレに犬のうんちを流す場合の注意点
どうしてもトイレに犬のうんちを流す場合は、下水道接続かどうか、自治体ルールに反しないか、便器や配管へ負担がかかりにくい状況かどうかを事前に確認しておきましょう。
特に浄化槽を使用している場合、自治体や関連機関でも流さないよう案内されています。その前提を踏まえたうえで、どうしても流すならトラブルを減らすための注意点を事前に押さえる必要があります。
付着した小石や草は必ず除去してから流す
まず、付着した小石や草は必ず除去してから流しましょう。散歩中に拾った便は、見た目よりも異物が混ざりやすいものです。
もし、ペットのふんに付着した土や小石、砂など付着したままトイレに流してしまうと、配管のつまりや便器が傷つくといったリスクがあります。
犬のうんち以外のものは流さない
犬のうんち以外にうんちを包んだティッシュやペットシート、袋、トイレ砂などを一緒に流すのは避けましょう。少量であってもトイレットペーパー以外を流すと、便器がつまる原因になります。特に水へ溶けにくい素材は、配管内部に残りやすいため注意が必要です。
一度に大量に流さない
犬のうんちは大きさや固さに個体差があり、小型犬と大型犬では量もかなり違います。人の排泄物でも量が多いとつまりやすくなるように、犬のうんちでも同じことが起こり得ます。
どうしても流すのであれば、一度に大量の便は流さずに少量ずつ様子を見ながら処理すれば、便器や配管のつまりが起こりにくくなるでしょう。
必ず「大」の水量を使用する
もし犬のうんちをトイレに流す際は、必ず「大」の水量を使用しましょう。普段、大便やトイレットペーパーを流す際は「大」を使用しますが、犬のうんちを流す場合も水量が少ないと便器の奥まで押し流せず、途中で残りやすくなります。そのため、節水目的で「小」を選ぶのは避けたほうが無難です。
におわない・手間いらず!トイレに流す以外の便利な処理グッズ
トイレに流す以外の方法は、防臭袋や持ち帰り用の処理袋、蓋付きのごみ箱、屋外でも扱いやすい携帯ポーチなどが役立ちます。
持ち帰りが前提であれば、ニオイ漏れを抑えて運びやすい用品をそろえることで、トイレに流さず処理しやすくなります。特に旅行や散歩の多い家庭では、持ち帰りやすさを重視したグッズのほうが手間を減らしやすくなるでしょう。また、自宅では蓋付きのごみ箱や消臭機能付きの袋を使用すると、可燃ごみの日まで保管しやすくなります。
トイレに流せるペットシートや袋について
「トイレに流せる」と記載されたペットシートや袋であっても表示だけで判断せず、住まいの設備や自治体ルールを確認しておきましょう。特に浄化槽を使用している家庭では、ペットのふんや関連用品を流すのは避けたほうが安心です。
また、下水道接続の住まいでも犬のうんちと一緒にペットシートや袋を流すと、便器や配管のつまりにつながるおそれがあります。迷った場合は、可燃ごみとして処理する方法を基本に考えるとよいでしょう。
引っ越しや旅行先での犬のうんち処理方法
引っ越し先や旅行先では、以前住んでいた自治体と同じ方法で処理できるとは限りません。そのため、まずはその地域や宿泊先のルールを確認しておくことが肝心です。ごみ分別検索や宿泊先の案内を確認し、持ち帰り用の袋を多めに用意しておくと、外出先でも落ち着いて対応しやすくなります。
また、宿泊先が浄化槽かどうか分からない場合は、トイレへ流さず持ち帰って処理しましょう。設備が不明な場所では、可燃ごみとして処理する方法を優先するとトラブルを防ぎやすくなります。
水道トラブルならハイスイ沖縄にお任せ
犬のうんちをトイレに流すと、毛や砂利によるつまり、浄化槽への負担、衛生面のリスクが重なりやすくなります。沖縄県内でも自治体ごとに考え方や分別ルールが異なるため、基本は持ち帰りと可燃ごみとして処理したほうが無難です。もし、トイレへ流してしまい、水が流れにくい、逆流する、異音がするといった不具合が出た場合は、無理に流しつづけるのは避けましょう。
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※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。