洗濯物の生乾き臭の正体とは?|原因と対策を知ってニオイ知らずの毎日を【ハイスイ:公式】

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生活する中で「水」という存在は必要不可欠です。トイレ・お風呂・キッチンなど日常で使用する機会の多い水まわりでは、つまり・水漏れといったトラブルが起きることも少なくありません。
いざ水まわりのトラブルが起きた時に、覚えておいた方がよいことや気を付けておくべきことなどを「水のコラム」としてご紹介します。

洗濯物の生乾き臭の正体とは?|原因と対策を知ってニオイ知らずの毎日を【ハイスイ:公式】

       


毎日着る衣類や寝具を清潔に保つために、洗濯は欠かせません。
ところが、梅雨や冬場など湿気が多い季節、または室内干しをしていると、洗濯物からいやな「生乾き臭」が漂ってくることがあります。
 
きれいに洗濯をしても、ほんのり漂うあの独特のニオイは、一度ついてしまうとなかなか取れず、着るたびに気分が下がってしまいますよね。
 
では、生乾き臭はなぜ発生するのでしょうか?
そして、どのようにすれば防げるのでしょうか?
 
今回は、洗濯物の生乾き臭の原因とその対策について、ご紹介します。
 

生乾き臭の正体は雑菌


洗濯物の生乾き臭の主な原因は、「モラクセラ菌」などの雑菌です。
 
これらの菌は、私たちの皮脂や汗などをエサにして繁殖し、その際に「悪臭成分」を発生させます。
とくに、湿度が高く、温度が20~40℃程度の環境下では、雑菌の繁殖スピードが加速します。
 
つまり、洗濯物が長時間湿った状態で放置されることで、雑菌の温床となり、あのいやなニオイが発生してしまうのです。
 
参考:部屋干しのニオイの原因「モラクセラ菌」を撃退!洗濯の達人が裏ワザ伝授┃日本テレビ
 

雑菌が繁殖しやすいタイミングとは?


洗濯や干し方の習慣が、生乾き臭の発生を助長してしまうことがあります。
 

1. 洗濯機に放置

洗濯が終わった後、すぐに干さずに洗濯機の中に入れっぱなしにしていませんか?
この放置時間が長いほど、湿った状態の衣類に雑菌が繁殖しやすくなります。
 
洗濯が終わった後は、長時間放置しないように心がけましょう。
 

2. 洗濯槽の汚れ

定期的に掃除をしていない洗濯機の中には、カビや雑菌が潜んでいることがあります。
その状態で洗濯をすると、衣類に菌が移ってしまい、ニオイの元になることも。
 
洗濯槽の掃除を定期的に行うことで、生乾き臭の予防ができるでしょう。
 

3. 室内干しや気温が低い日の乾燥不足

湿度の高い室内や、冬場の気温が低い日は、洗濯物が乾きにくく、結果的に菌の繁殖を許してしまう時間が長くなります。
 
お風呂場に浴室乾燥機がついている方は、活用することをご検討ください。
 

4. 皮脂汚れや汗の残留

洗剤だけでは落としきれない皮脂汚れや汗が衣類に残っていると、それが雑菌のエサとなり、繰り返すニオイの原因になります。
 
洗濯用の漂白剤を用いることで、皮脂汚れや汗を落としやすくなります。
 

生乾き臭を防ぐ7つの対策


それでは、具体的にどのような対策をすれば生乾き臭を防げるのでしょうか?
 

1. 洗濯後はすぐに干す

洗濯が終わったら、できるだけ早く干すようにしましょう。
放置時間は雑菌の繁殖を招きます。
仕事や学校で外出時間が長い方は、外出前にタイマーで予約洗濯しておくと便利です。
 

2. 洗濯槽の定期クリーニング

洗濯機の内部は見えないからこそ要注意。
1~2ヶ月に1回は、「洗濯槽クリーナー」などを使って内部を掃除しましょう。
市販の酸素系漂白剤でも効果的です。
 

3. 酸素系漂白剤を併用する

部屋干し用の洗剤を使うだけではなく、酸素系漂白剤をプラスすることで、ニオイの原因菌をしっかり除菌できます。
色柄物にも使えるのが嬉しいポイント。
 
また、洗濯専用の固形洗剤も効果的です。
 

4. 洗濯物の干し方を工夫する

洗濯物同士が密着していると乾きにくくなります。
ハンガーの間隔を広げたり、厚手の衣類は風が通るように筒状に干したりして、空気の通り道を意識しましょう。
 
また、扇風機やサーキュレーターを使って風を当てると、乾燥スピードが格段にアップします。
 

5. 衣類乾燥機や浴室乾燥機を活用

天気が悪い日や湿度が高い日は、無理をせずに乾燥機や浴室乾燥機を使用するのも一つの手。
電気代はかかりますが、ニオイがつくストレスは軽減されます。
 

6. 洗濯前につけ置きも有効

ニオイが気になる衣類は、洗濯前に40℃前後のお湯に酸素系漂白剤を加えてつけ置きしてから洗うと、ニオイの元をしっかり分解できます。
SNSなどで「オキシ漬け」が流行ったこともあり、既に実行している方も多いかもしれませんね。
 

7. 洗濯物の素材にも注目

ポリエステルなどの化学繊維は、綿や麻に比べてニオイが残りやすい傾向があります。
とくに、スポーツウエアや速乾性のある衣類は注意しましょう。
 
着用時に冷たさを感じることを売りにしている衣類も、ニオイが残りやすい傾向があります。
 

それでもニオイが取れないときは?


いったん染みついた生乾き臭は、通常の洗濯では取り切れないこともあります。
そんなときは以下の方法がおすすめです。
 

  • 重曹やクエン酸を使った消臭
  • 60℃前後のお湯に数分浸す熱湯消毒
  • 天日干しで紫外線による除菌

 
それでも改善しない場合は、衣類自体の劣化や蓄積した雑菌によるものかもしれません。
状態を見て買い替えもご検討ください。
 

洗濯の習慣を見直して毎日をもっと快適に


生乾き臭の原因は、日常のちょっとした油断や洗濯の週間によって生まれます。
 
繰り返すニオイにストレスを感じる前に、洗濯方法や干し方、洗剤選びなどを見直してみてはいかがでしょうか。
 
洗濯物がふんわり、すっきり乾いているだけで、日々の生活がずっと心地よく感じられるはずです。
 
暮らしの中の小さなトラブルやお悩みも、積み重ねれば大きなストレスになります。
 
そして、洗濯物のニオイトラブルだと思っていたら、実は排水口から悪臭が漂っていたということもあるのです。
もし水回りの異常やニオイトラブルが気になるときは、私たち「ハイスイ沖縄にご相談くださいませ。

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