水道料金が高くなった原因は?平均料金や節水方法を徹底解説!

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生活する中で「水」という存在は必要不可欠です。トイレ・お風呂・キッチンなど日常で使用する機会の多い水まわりでは、つまり・水漏れといったトラブルが起きることも少なくありません。
いざ水まわりのトラブルが起きた時に、覚えておいた方がよいことや気を付けておくべきことなどを「水のコラム」としてご紹介します。

水道料金が高くなった原因は?平均料金や節水方法を徹底解説!

「先月と比べて水道料金が高くなった?」

「水道料金の相場っていくらぐらい?」

「簡単にできる節水方法はあるの?」

毎月水道料金を支払っていると、このような疑問や悩みをお持ちになる方が多いのではないでしょうか。

水道は毎日の生活で欠かせないものであり、その使用量を少しでも抑えることができれば、水道料金の節約に大きく繋がります。

そこでこの記事では、料金が高くなった原因や世帯別の平均料金や節水方法について詳しく解説します。

少しでも水道料金を抑えたい方や、水道料金の相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

水道代はなぜ高くなる?

水道代はなぜ高くなるのか、以下でそれぞれの原因について詳しく解説します。

また、水道代の平均金額についても見ていきましょう。

 

世帯別水道料金の平均金額

水道料金を支払う際、自分の家庭が平均よりも高いのか低いのか知りたくなるものです。

平均金額を知ることができれば、必要に応じて生活習慣の見直しや節水対策を講じる基準になります。

ここでは、世帯別の水道料金の平均金額と、水道料金が高くなった原因について詳しく解説します。

世帯別水道料金の平均金額は、以下のとおりです。

 

世帯人数 水道代の月額平均金額
単身世帯 約2,200円
2人世帯 約4,300円
3人世帯 約5,500円
4人世帯 約6,300円
5人世帯 約6,700円
6人世帯 約8,800円

 

平均金額を見てみると、世帯人数が増えるにつれて、水道料金の月額平均金額が上昇する傾向にあることが分かります。

自分の世帯数と比較することで、自家の水の使用状況が平均的なのか、それとも平均を大きく上回っているのかを把握することが可能です。

もしも平均を大きく超えている場合は、無駄な水の使用を見直したり、水漏れなどの問題がないかをチェックしたりする良い機会になるでしょう。

厚生労働省の調査によると、1カ月あたりの水道料金の全国平均は約3,300円です。

 

水道料金が高くなった原因

水道料金が高くなったと感じた場合は、以下の6つの原因が挙げられます。

 

  • 水道料金が値上がりしている
  • 水を使いすぎている
  • 水漏れが発生している
  • 水道管が破裂している
  • メーターが故障している
  • 検針ミス

 

それぞれの原因について詳しく解説します。

 

水道料金が値上がりしている

水道料金自体が値上がりしており、請求される利用料も高いと感じる場合があります。

水道事業者はインフラの維持管理費用の増加や水源の確保、浄水技術の向上に必要な投資などを行い、定期的に料金の改定を行います。

料金の値上げは家計に影響を与えますが、私たちが安心して水を利用するためには避けられないものといえるでしょう。

 

水を使いすぎている

日常生活における水の使用量が増加すると、当然ながら水道料金も高くなります。

長時間のシャワーや頻繁な洗濯、庭の水やり、洗車など、意識せずに多量の水を使用している場合があります。

特に夏場や、家族が増えるなどの生活環境の変化があった場合は、使用量が増えて水道料金も高くなりがちです。

 

水漏れが発生している

使い方や生活環境に変化がないにもかかわらず、水道料金が急に高くなった場合は、水漏れが起きている可能性が高いです。

特にトイレやキッチンの給水管など目で確認しにくい場所で水漏れが起こっていると、知らず知らずのうちに水道料金が高くなっています。

また、経年劣化によって古くなった水回りの設備で、水漏れが起きている可能性もあるでしょう。定期的に水漏れが発生していないか確認しておくことが重要です。

水漏れが起きている場所の確認方法については、次項で詳しく解説していきます。

 

水道管が破裂している

自宅やその周辺の水道管が破裂した場合、大量の水漏れが発生して水道料金が大幅に増えてしまう場合があります。

水道管の破裂は、地震や急激な温度変化、管の老朽化などが主な原因です。

水道管の破裂は見えない場所で起こることも多いので、急に水道料金が高くなった場合は水道事業者や専門の業者に相談し、迅速に対応を求めましょう。

 

メーターが故障している

水道メーターが正しく機能していない場合、実際の水使用量とは異なる読み取りがされてしまいます。

間違った読み取りが原因で水道料金が不当に高く請求されることも少なくありません。

メーターの故障や誤作動は、時に過剰な使用量を示すことがあります。

このような疑いがある場合は、水道事業者に検査を依頼しましょう。

 

検針ミス

検針員による読み取りミスも水道料金の誤請求の要因です。

検針時にメーターの数字を誤って記録することで、実際の使用量とは異なる料金が請求される場合があります。

誤請求が疑われる場合は、過去の使用量と比較して異常があれば水道事業者に確認を求めましょう。

 

水漏れが起きている場所を調べる

水道料金の急な増加に気づいたとき、水漏れがその原因である可能性があります。

しかし、水漏れは目の届かない場所や、目視しにくい場所で起こることもあるため、中々見つけられません。

そのため、水漏れを発見するためには、まず水漏れを起こす可能性がある場所を知ることが重要です。

ここでは、水漏れが起きている場所を調べる方法について解説します。

 

水漏れが起きている場所を調べる方法

水漏れが起きている場所を調べるには以下の7つの方法があります。

 

  • キッチンの蛇口周り
  • シンクや洗面台の下
  • 洗濯機の周り
  • 浴室の蛇口やシャワー周り
  • トイレ周り
  • 屋外に設置している蛇口
  • 給水管

 

それぞれの方法を詳しく解説します。

 

キッチンの蛇口周り

キッチンの蛇口周りは、水漏れが起こりやすい場所です。

蛇口を閉じた状態で水滴が垂れていないか、蛇口の根元やハンドルの周りが濡れていないかを確認しましょう。

蛇口の根元やハンドル周りの湿りや水滴は、パッキンやシールが劣化している可能性が高いです。

また、蛇口の接続部分からの漏れは、接続部分が緩んでいることで起きます。

緩んだ接続部は適切に締め直すことで修理できますが、管の損傷や深刻な劣化の場合は修理や交換が必要です。

 

シンクや洗面台の下

シンクや洗面台の下も水漏れが発生しやすい場所です。

定期的にチェックして配管の周りが濡れているか、不自然な水たまりができていないかを確認しましょう。

シンクや洗面台の下の水漏れは、放置するとキャビネットの木材を腐らせたり、悪臭やカビの原因となったりします。

 

洗濯機の周り

洗濯機の周りでの水漏れは、主に水の供給ホースや排水ホースの接続部から発生します。

定期的にホースと洗濯機の接続部を点検し、ホースに亀裂や損傷がないか、接続部がしっかりと締まっているかを確認しましょう。

ホースが緩んでいる、あるいは損傷している場合は、水が漏れ出して床を濡らす原因となります。

また、洗濯機の排水不良も水漏れの原因です。

排水管がつまっている場合は、水が正しく排水されずに溢れ出し、洗濯機の周囲を濡らすことがあります。

そのため、排水管を掃除してつまりを除去することが大切です。

 

浴室の蛇口やシャワー周り

浴室の蛇口やシャワー周りは、摩耗や経年劣化により水漏れが発生しやすい場所です。

蛇口の根元やシャワーヘッド、接続ホースからの水漏れを特定するためには、使用していない時にも水滴が垂れていないか確認しましょう。

蛇口の根元やシャワーヘッドからの水漏れは、内部のパッキンやワッシャーの劣化が原因です。

これらの部品は消耗品であり、定期的な交換が必要になります。

自分で修理できる場合は、ホームセンターなどで適切な部品を購入して交換しましょう。

交換しても漏れが止まらない場合は、専門業者に修理を依頼することをおすすめします。

 

トイレ周り

トイレ周りも水漏れが起こりやすい場所です。

トイレを使用していない時にも水が流れたり、便器の近くに水が溜まっていたりする場合、水漏れが発生している可能性があります。

タンクの蓋を開けて内部を確認し、フロートバルブやフラッパーバルブなどの部品が正常に機能しているかをチェックしましょう。

部品が劣化や破損している場合は、交換が必要です。

 

屋外に設置している蛇口

冬の凍結や、経年による配管の劣化によって、屋外の蛇口でも水漏れが発生する場合があります。

蛇口を完全に閉めても水滴が止まらない、または蛇口の根元から水が漏れている場合は、蛇口のパッキンやワッシャーの交換で解決することが多いですが、配管自体が破損していると修理が必要になります。

定期的に蛇口や配管を点検し、冬季前には防寒対策を施して凍結による破損を防ぎましょう。

 

給水管

給水管からの水漏れは、家庭内の他の水漏れ原因と比較して、特定が困難で自分で修理するのは困難です。

多くの場合、壁の湿りや膨張、水圧の低下、水道料金の異常な増加などから発見されます。

そのため、給水管からの水漏れが疑われる場合は、専門業者に点検や修理を依頼することが必要です。

 

水漏れが起きている場合は対処が必要

自分で対処ができない場合は、専門業者に依頼することが大切です。

修理を依頼するにあたっては、1つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取得して比較検討しましょう。

また、業者を選ぶ際は水道局指定業者かどうか、口コミや評判、過去の実績なども参考にすると良いです。

これにより、信頼できる業者に適正な価格で修理を依頼することが可能になります。

修理をお考えの方は、ハイスイ沖縄にご相談ください!

 

ハイスイ沖縄は水回りに関する専門的な知識と経験を持ち、水道設備の点検や修理、メンテナンスを行う専門業者です。

24時間365日受け付けており、点検や見積もりは無料で行っているため、水回りに関することでお困りの方は、ぜひハイスイ沖縄へお問合せくださいませ。

 

水道料金を節約する方法【節水方法】

水道料金は、日々の生活で少し意識を変えるだけで節約が可能です。

以下の節水方法を実践し、少しでも水道料金を抑えてみましょう。

 

  • こまめに水を止めて使う
  • 節水のシャワーヘッドを取り付ける
  • お風呂のお湯を再利用する
  • 水回りの設備を新しいものにする
  • 割引制度を活用する

 

それぞれ解説します。

 

こまめに水を止めて使う

こまめに水を止めて使うことで節水ができます。

手を洗う、歯を磨く、食器を洗う際など、使用していない時は蛇口を閉めることを心がけましょう。

水を出しっぱなしにするのではなく、必要な時だけ水を使うことが簡単ながらも効果的な節水方法です。

 

節水のシャワーヘッドを取り付ける

節水型のシャワーヘッドに交換することで、シャワー使用時の水の消費量を大幅に減らすことができます。

節水シャワーヘッドは、水圧を保ちながらも水量を抑える設計になっており、使用感の低下を感じずに節水が可能です。

ホームセンターやインターネット通販で数千円〜10,000円程度で購入できるので利用してみましょう。

 

お風呂のお湯を再利用する

お風呂のお湯を洗濯水として再利用することも、効果的な節水方法です。

また、掃除用の水や庭の水やりとしても活用できます。

新たに水を使う量を減らすことで、大幅な節水ができるでしょう。

 

水回りの設備を新しいものにする

トイレや洗面所、キッチンの水回り設備を節水型のものに交換することで、水の使用量を削減できます。

特にトイレなどの古い設備は水を大量に消費することがあるため、新しい節水型の設備に更新することは長期的な節約に繋がります。

 

割引制度を活用する

特定の条件を満たすことで水道料金の割引を受けられる地域があり、水道料金の割引制度を活用することで水道料金を抑えることが可能です。

割引制度の詳細や対象となる条件は、住んでいる地域の水道局のHPに掲載されているので、確認しましょう。

 

まとめ

この記事では、水道料金が高くなった原因や世帯別の平均料金、節水方法について解説しました。

水道料金が高くなる原因はさまざまですが、水漏れは見過ごされがちです。

水漏れは、料金が高くなる大きな原因のため、蛇口周りや排水管などを定期的にチェックしましょう。

また、節水を意識することで水道料金を安く抑えることが可能です。

水道料金を下げるために、この記事で解説した節水方法を活用してみてください。

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