【プロ直伝】針金ハンガーでトイレつまりを解消!解決できないときの対処法も解説
トイレのつまりは誰もが経験する可能性がある身近なトラブルです。実は家庭にある針金ハンガーを使って解消できる場合もあるのをご存知でしょうか。
本記事では、水道修理のプロである私たちが、針金ハンガーを使ったトイレつまりの解消方法と、その注意点を詳しく解説します。また、自力での対処が難しい場合の判断基準や、確実な解決方法についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
トイレのつまりとは
トイレのつまりは、適切な対処法を知っていれば自力で解消できることも多いトラブルです。しかし、つまりの原因や状況によっては、むやみに自力解消を試みると事態が悪化しかねません。
まずつまりの原因を見極めることが、スムーズな解決への第一歩となります。
つまりの主な原因と症状
トイレのつまりで最も多いのは、トイレットペーパーのつまりです。一度に大量のペーパーを流してしまうことで発生します。
次に多いのが排泄物によるつまりで、特に固形物が大きい場合に起こりやすい傾向があります。
その他、子供のおもちゃや携帯電話などの異物が落ちてつまるケースも少なくありません。
即座に業者に依頼すべきケース
以下のような場合は、早めに専門業者への依頼をおすすめします。
- スマートフォンや固形物などの異物がつまった
- 生理用品やおむつがつまった
- タオルや布類を流してしまいつまった
- つまりが頻繁に発生する
- 水を流すと逆流が起こる
これらのケースでは、無理に自力解消を試みると配管を傷めたり、異物を奥へ押し込んでしまったりする可能性があるため、専門業者に依頼する方が良いでしょう。
自力で解消を試みても良いケース
次のような場合は、自力での解消を試してみても問題ありません。
- トイレットペーパーが原因のつまり
- 排泄物による軽度のつまり
- 水はゆっくりと流れる状態
これらはつまりが初期段階のため、適切な方法で対処すれば自力での解消が期待できます。
ただし、30分程度試しても改善が見られない場合は、早めに専門家への相談をおすすめします。
針金ハンガーを使ったトイレつまり解消法
身近にある針金ハンガーを使ってトイレのつまりを自力で解消できる方法があります。トイレットペーパーや排泄物による軽度のつまりは、正しい手順で作業すれば改善が期待できるでしょう。
ここでは、針金ハンガーを使った具体的な解消方法をステップ別に解説していきます。
準備するもの
- 針金ハンガー(柔らかめのものを推奨)
- ゴム手袋(水はね防止用)
- ペンチ(ハンガー加工用)
- バケツ(水を溜めておく用)
- 新聞紙や古タオル(床の養生用)
作業前に床が濡れても良いように、新聞紙やタオルで養生しておくと安心です。
針金ハンガーの加工方法
針金ハンガーは、つまりの状況に応じて以下の3種類の形状に加工します。
- 輪っか型:直径5cm程度の輪を作る(基本的な形状)
- 螺旋型:先端を渦巻状に曲げる(硬いつまりに効果的)
- フック型:先端を軽く曲げる(つまったものを引っ掛けて取り出す用)
ペンチを使って丁寧に加工し、便器を傷つけないよう尖った部分がない状態にします。
作業手順と注意点
- 加工したハンガーを排水口にゆっくり挿入する
- 20cm程度差し込んだところで、つまりの感触を確認する
- 小刻みに上下させながら、つまりを少しずつ崩す
- 水を流して流れ具合を確認する
作業中は強い力を入れすぎず、慎重に行うことが重要です。
抵抗を感じたら一旦引き抜き、別の角度から試してみましょう。
針金ハンガーが効果的なつまりのケース
針金ハンガーが特に効果を発揮するのは以下のようなケースです。
- トイレットペーパーの量が多すぎてつまった場合
- 排泄物が通常より固くて流れにくい場合
- 水に溶けやすい紙類による軽度のつまり
ただし、15分ほど試しても改善が見られない場合は、無理に続けず他の方法を検討しましょう。
特に、異物や水に溶けにくいものが原因の場合は、針金ハンガーでの対処は避けた方が無難です。
針金ハンガーを使う際の重要な注意点
針金ハンガーでトイレつまりを解消する際は、配管への負担や作業時の安全に十分な注意が必要です。適切な方法で行わないと、かえって状況を悪化させたり、思わぬ怪我をしたりする可能性があります。
ここでは、作業時の重要な注意点を詳しく解説していきます。
便器や配管を傷つけないために
針金ハンガーの先端は必ず丸く加工し、鋭利な部分をなくしましょう。
配管内の曲がり角には特に注意が必要です。強い力で押し込むと、配管を傷つける可能性があります。
ハンガーを入れる深さは30cm程度までにとどめ、それ以上奥へは進めないようにしてください。
抵抗を感じたら無理に押し込まないことが重要です。
安全に作業するためのポイント
必ずゴム手袋を着用し、床は新聞紙やビニールシートで養生しましょう。
作業開始前に換気を行い、作業中も窓を開けておくことをおすすめします。
ハンガーを操作する際は、周囲に人がいないことを確認し、急な水はねに備えましょう。
清潔な作業環境を保つため、使用した道具は必ず洗浄・消毒してから片付けます。
絶対にやってはいけないこと
以下の行為は絶対に避けてください。
- ハンガーを無理に奥まで押し込む
- 強い力で上下に動かす
- 便器に傷をつける可能性のある金属製の道具を使用する
- つまりの原因が不明なまま作業を続ける
- 市販の強力な薬品と併用する
特に、異物がつまっている可能性がある場合は、針金ハンガーの使用を中止し、専門家に相談することをおすすめします。
15分程度試しても改善が見られない場合も、それ以上の作業は控えましょう。
針金ハンガー以外の家庭でできる対処法
針金ハンガーでの解消が難しい場合でも、家庭にある道具を使って対処できる方法があります。ただし、これらの方法も15分程度試して効果が見られない場合は、それ以上作業を続けないでください。
ここでは、身近な材料や道具を使った安全な解消法を紹介していきます。
お湯を使った解消法
お湯を使う方法は、トイレットペーパーや排泄物による軽度のつまりに効果的です。
用意するお湯は45℃~60℃程度が適温です。熱すぎるお湯は便器を傷める可能性があるため避けましょう。
バケツ1杯分のお湯を便器に一気に流し、1時間ほど放置します。
お湯と食器用洗剤を組み合わせる方法も効果的です。洗剤を100ccほど入れ、その後にお湯を流して20分ほど待ち、水を流します。
重曹と酢を使った解消法
重曹と酢を組み合わせた方法も、家庭で簡単に試せる解消法の一つです。
まず重曹を200gほど便器に入れ、その後に酢を500mlほど注ぎます。
泡立ちが収まったら、ぬるま湯を流して1時間ほど放置しましょう。
この方法は、水に溶けやすい物質によるつまりに特に効果を発揮します。
市販の道具を使った解消法
ホームセンターなどで入手できる市販の道具を使う方法もあります。
- ラバーカップ(スッポン):最も一般的な道具で、吸引力でつまりを解消
- 真空式パイプクリーナー:ラバーカップより強力な吸引力を発揮
- 高圧洗浄機:強力な水圧でつまりを解消
特にラバーカップは、取り扱いが簡単で効果も高いため、常備しておくといざという時に安心です。
ただし、固形物がつまっている可能性がある場合は、これらの道具の使用は避けましょう。
トイレつまり解消グッズの入手方法
トイレのつまりに備えて、基本的な解消グッズを常備しておくことをおすすめします。ここでは、家庭で役立つグッズの種類と、沖縄県内で購入できるホームセンターをご紹介します。
事前に準備しておくことで、いざというときにすぐに対処できます。
ホームセンターで揃えられる便利グッズ
トイレつまり解消に役立つ基本的なグッズをご紹介します。
- ラバーカップ(スッポン):2,000円前後
- パイプブラシ:1,000円前後
- 排水管洗浄剤:500円前後
沖縄県内のおすすめホームセンター
メイクマン 浦添本店
住所:沖縄県浦添市城間2008
営業時間:9:30〜20:00
水回り用品の品揃えが豊富で、スタッフの知識も充実。駐車場完備で買い物がしやすい。
メイクマン 豊見城店
住所:沖縄県豊見城市田頭187番地
営業時間:9:30〜20:00
DIY用品から水回り用品まで幅広く取り扱い。品質の良い商品が揃う。
カインズFC サンプラザ糸満店
住所:沖縄県糸満市字兼城400
営業時間:9:00~20:00
水道修理用品のコーナーが充実。専門スタッフに相談しやすい環境。
メイクマン 具志川店
住所:沖縄県うるま市江洲648
営業時間:9:30〜20:00
水回り用品の専門コーナーがあり、初心者でも選びやすい。
カインズABLOうるま店
住所:沖縄県うるま市字豊原9番地1
営業時間:9:00~20:00
品揃えが豊富で、水回り用品の展示も分かりやすい配置。
自力での解消が難しい場合は「ハイスイ沖縄」へ
トイレつまりの解消を15分ほど試しても改善が見られない場合は、早めに専門業者への依頼をご検討ください。特に、異物がつまっている可能性がある場合は、無理な対処により配管を傷めてしまう恐れがあります。
ハイスイ沖縄ではトイレつまりの解消を24時間365日受付対応で承っています。沖縄県広域をカバーし、最短30分での現場到着が可能です。
お見積もりは現場確認の上、無料で提出可能です。作業内容は事前に丁寧にご説明し、お客様のご承諾をいただいてから作業を開始しますのでご安心ください。
那覇市、沖縄市、宜野湾市、浦添市といった主要都市から、南城市、名護市、うるま市まで、離島部を除く沖縄県本土全域で対応可能です。
県内各地に営業所と待機所を配置しているため、迅速な対応が可能です。
経験豊富なスタッフが、お客様のトイレつまりを迅速・確実に解消いたします。
トラブルの規模に関わらず、ご依頼・ご相談は、24時間対応のフリーダイヤル 0120-11-8121 までお電話ください。